イヴァン・フィオーレ

「イヴァンくーん」
「……うるせえ、妙な呼び方すんじゃねえ」
「えー、ならイヴァン様」
「……てめえ、ナめてんのか」
「……ったく、我が儘だなあ相変わらず」
「……てめえが訳分かんねえこと抜かすからだろうが」
「……俺、はイヴァンの名前を呼びたいだけなんだけど、ね」
「……なんか言ったか」
「いんや、別に」