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沖田総司


ふうん、と。冷めた視線で沖田が見詰める先に映るのは夏場特有の心霊特集だかのバラエティ。普段こういったモンは見ないくせに珍しいこともあるんだなと沖田を見詰めれば。ぴくりと跳ねた肩に笑いを堪えようと三秒間、堪えきれずに声が漏れた。驚いただけだから、ジト目で睨んできた沖田が随分と可愛らしく見えたそんなある夏の夜。