×
「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -




折原臨也


「ぼっち誕生日おめでとー」
「なにそれ、わざわざ日付変わるギリギリに電話してくるとか嫌がらせのつもり」
「うはー、相変わらず可愛くねえの」
「そうですう、俺はどうせ可愛げの欠片もないから今年も楽しくぼっち誕生日ですう」
「……ふは、拗ねてんのも構わねえから早くドア開けてくんね、寒いんだよまだこの季節じゃ」
「……は、」
「だーから、ぼっち誕生日を過ごす折原を憐れんで俺降臨、的な」
「……ばかじゃないの」
「の、わりに声震えてるけどな」
「……うるさい」