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平和島静雄


ふあ、とどちらかともなく洩れた欠伸に互いに顔を見合わせて小さく笑う。明日は仕事何時から、問いかけた俺の言葉に首を少し傾けて一瞬の間の後に返されたそれは実に好都合な答えで。朝一に一件だけ、と。小さく返されたそれに頷きを一つ。ぐ、と顔を寄せて明日はデートしよっか、とのお誘いにしぱしぱと瞬きをしきりに繰り返す静の可愛いことと言ったら。