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折原臨也


その耳って飾りなの、吐息混じりに問われたそれにはこちらとしても閉口せざるを得なくて。悪かった世話かけて。なんとかそう返したものの視界はまだ回る回る。だからさあ、寝てなよ。そう言って俺の身体をベッドへと沈ませた折原の瞳はやはり少し、怒っているかのように感じられた。