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平和島静雄


目が覚めて最初に鼻をつくのはあいつが好んで付ける香水の匂い。薄暗い中目凝らしてみてみりゃあ俺はしっかりと抱き締められていて。なんだこの体勢、とは思ったもののどうしても居心地の良いこいつの側を離れたくはなかった。