×
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -




立花京


赤色が綺麗だ、そう呟いたらしぱしぱと京君らしからぬ反応が返されて思わず俺まで瞬きをする羽目になった。何か企んでるの、なんて人聞きの悪い質問に肩を竦めて見せれば。あんたの黒髪も、嫌いじゃないよ。そんな一言に舞い上がるなんて我ながら単純過ぎる。