如月響也 おめでとう、と日付が変わると同時に部屋を訪ねて言えばきょとんと数回の瞬きの後に口を半開き。漸く口にした言葉と言えば、覚えてたのか、なんて。当たり前だろ、お前が生まれた日なんだから。俺にとっては至極当然のその回答に響也は小さく微笑んで見せた。 <│back│>