沖田総司


「……ただいま」
「……」
「おい、総司」
「……なあに」
「なに膨れっ面してんだ、せめて玄関くらい上がらせてくれ」
「僕になにか言うことないの?」
「あー、出張のこと黙ってて悪かった」
「……明日は、稽古付き合ってもらうからね」
「はいはい、約束だしな」