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「#幼馴染」のBL小説を読む
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井吹+斎藤


「テスト、かー」
呻く俺に対してしらっとした目で見てくる一と龍。え、なに俺なんか悪いことしたか。

「あんた、この間もそんな感じだったよな」
苦笑気味に言う龍の隣で肩を竦める一。え、なにこの空気。

「一も龍も、どうよ進み具合は」
とりあえず、と二人に向かって質問を投げ掛ければ。

「常の授業にて理解し得ない内容はその都度聞きに行くことしている」
「そもそも焦るのが可笑しいんじゃないか。普段から学期末にテストがあると認識していれば授業にも身が入る、とは思うけどな」
俺の問い掛けに対する返答、なにこいつら格好良いなちくしょう。