奥村燐 お腹出して寝ると風邪引くよ、と。忠告の言葉はきっと届くことはない。俺のベッドに横たわった燐君は枕をぎゅう、と抱き締めながら寝息を溢しているから。後で雪君に連絡しなきゃなあ、と。ぼんやりと考えつつも目の前で眠る燐君の額におやすみのキスをした。 <│back│>