勝呂竜士


「なんかすっげえ固いけど」
「そうなんか」
「勉強のし過ぎだろうな、ちっとは肩の力抜いてみりゃあ良いんじゃねえか」
「そない肩凝る程はしてへんわ」
「でも事実、身体の疲れ取れねえんだろ」
「……」
「ったく、ほら良いから前向け。揉んでやるから」
「……ありがとおな」
「どーいたしまして」