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切原赤也


先輩せんぱい、まとわり着いてくる犬を一撫ですれば途端に尻尾をばたつかせる、いやまあ実際は見えねえけど。切原はなんでそんなに俺に懐くんだ、戯れに問い掛けたそれにはさも当然といった表情で返される言葉。俺は、先輩が好きなんで。にへら、と笑みを浮かべた切原が可愛い、だなんて。