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原田左之助


濡れちまった、とぐしょぐしょの隊服を投げ捨てる左之助の姿に頭へ鈍痛が走る。お前何その色気、と。掠れる声で言えば何が何だかといった様子で首を傾げる左之助。ここにきてそんな無防備な態度はねえだろ、痛む頭を抱えて俺は床へと座り込んだ。ちくしょう可愛いな。