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四ノ宮那月


僕の宝物です、そう言って俺を抱き締める四ノ宮の顔は見ているこっちが照れる程には蕩けきっていて。ぎゅうぎゅうに抱き締められながら押し付けられた胸から顔を上げてその唇へとキスをすれば。うう、狡いです。眉根下げてのその言葉に何故かこっちまで赤くなる羽目に。