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土方歳三


「なあ歳」
「……なんだよ」
「熱燗飲みたくね?」
「俺に支度しろっつうのかてめえは」
「いんや、外出ねえかなあって」
「馬鹿なこと言ってんじゃねえ、明日も学校だろうが」
「まあ、そりゃ確かに」
「教師が二日酔いで授業にならねえなんざ洒落にならねえだろうが」
「へーい」
「……」
「……」
「……おい」
「……なあに」
「外は我慢しろ、そのかわり一杯なら付き合ってやる」
「歳下戸なのにか」
「うるせえ、文句言うならもう寝るぞ」
「わ、嘘うそ。さんきゅ、歳」
「はあ、ったく」