×
「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -




一ノ瀬トキヤ


随分と幼い寝顔だこと。俺の呟きが照明の消えた室内に響く。す、と額に掛かる前髪を退けて頬へと手を滑らせる。ん、だなんて。小さく洩らされた吐息と、普段の一ノ瀬なら決してやらないだろう、俺の手に擦り寄るといった行為に俺の心臓はどきりと音をたてた。