切原赤也
なあ兄貴ー、なんて顔を覗き込んでくる赤也の頭を一叩き。いってえ、だなんだと喚く奴に吐息を溢す。どうせまた金欠、なんだろ。ジト目で睨んで言えば途端に俯くわけで。いい加減に浪費癖直せ、その言葉に頷く赤也と溜め息を吐く俺。ちなみにこのやり取り、今月でもう二回目だから。
なあ兄貴ー、なんて顔を覗き込んでくる赤也の頭を一叩き。いってえ、だなんだと喚く奴に吐息を溢す。どうせまた金欠、なんだろ。ジト目で睨んで言えば途端に俯くわけで。いい加減に浪費癖直せ、その言葉に頷く赤也と溜め息を吐く俺。ちなみにこのやり取り、今月でもう二回目だから。