井吹龍之介 すん、と香る龍之介の匂いに腰がずく、と重くなる。あー、やべ。と思ったのもののあとの祭り。背後から抱えてりゃあバレるのも時間の問題だよなあと半ば開き返って吐息を洩らす。恐々振り向く龍之介の顔に欲情したのはまた別の話。 <│back│>