井吹龍之介 不意に肩にかかる体重に横へと視線を向ければそこには井吹の姿がこれまでと同様にあって。だけど唯一、違う点は俺の肩を枕代わりに寝ているということ。たまには良いなあ、と。誰に聞かせるもなく一人小さく呟いた。 <│back│>