黒崎一護 終わった、小さく呟かれた言葉と共にごきりと首が鳴る音が妙に響いた。それまで読んでいた本を傍らに置いて、椅子に座って首を横に捻って柔軟する一護に近付けば。待たせて悪い、振り返りながらの言葉に緩く首を振ってお茶を入れるべくキッチンへと向かった。 <│back│>