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神宮寺レン


また泣いたのか、呟いた言葉が届きませんように。涙の跡をすう、と指でなぞれば僅かに乱れる寝息。一人孤独に堪える、そんな昔から変わらない姿に胸が鷲掴みにされる感触にぎり、と歯を噛み締めた。