折原臨也 ばっかじゃないの、溜め息と共に洩らされた言葉と鼻を啜る音、ちなみにこれは俺の。呆れた面して、ぶっきらぼうに渡されたマフラーに顔を埋めれば。ほんのり、と折原の匂いがして俺の頬はだらしなく緩んだ。 <│back│>