奥村燐 ごしごしとしきりに瞳を擦る燐君に苦笑を一つ。眠いなら寝た方が良いよ、ベッドを指差して言えば返されるのは首を横に振っての拒否。まだおまえといてえもん、眠気故の拙い言葉で言われたそれに俺の頬は自然と緩んだ。 <│back│>