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志摩柔造


「おー、おつかれさんですえ」
「ん、まだ起きとったんか柔造」
「そらあんさんを待っとりましたからなあ」
「ふ、そら光栄や。どや、一杯やらへん?」
「こないな時間にですか?」
「月見酒といこうや、せっかくの月食やねんから」
「月食……あー、なるほどなあ」
「たまにはのんびり空見るんも悪ないやろ」
「中々良えもんですわ、こういうんも」