黒崎一護


「聞いてよ一護ちゃん」
「だからちゃん言うな」
「あーはいはい、と。んであれよ、明日から十二月よ十二月」
「あー、それがどうかしたのか?」
「いやいや、師走よ師走。先生ですら走っちゃう月だからね」
「で?」
「だから、一年が早いなあ……と」
「まあ、早く感じるってことはそれだけ充実してたって意味じゃないのか」
「はいはいリア充ですか、理解理解」
「……リア、じゅう……ってのかどうかは知らねえけどな」