宮地龍之介 おめでとう、と囁いた声が届いたらしく。ひくり、と揺れた肩、うっすらと開けられた瞼。んう、なんて随分と可愛らしい寝息を洩らした後に、ああ、と小さく微笑んだ宮地を抱き締めずにはいられなかった。 <│back│>