黒崎一護 一護、とふと呼んでみれば数回瞬きをして見せた黒崎は途端に手の甲を口元に当てそっぽを向いた。どした、と回り込んで顔を覗き込めば。見んな、と赤い頬を惜しげも無く晒す黒崎の姿に頭の奥がぐらついたのが分かった。 <│back│>