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平和島静雄


静雄、と声をかけたものの返される音はなく。どうしたものかと視線をさ迷わせればベッドに俯せて眠る静雄の姿。ちなみに俺はベッドの足元に居る。開いたきりの雑誌を枕に眠る静雄に掛け布団をかけて照明を落とす。合鍵を手に立ち上がりかけたら、捕まれた左手に自然と頬が緩んだ。