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井吹龍之介


井吹ー、と口に出しかけた言葉を無理矢理に飲み込む。見れば、うつらうつらと不安定な動きをする井吹につい笑いが洩れた。疲れてんだな相変わらず、一人納得をして側にあったカーディガンを引き寄せて井吹の肩へとかけて、その身体は俺の肩口へと落ち着かせた。