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佐伯虎次郎


ねえ佐伯君、と呼び掛ければ。なんだい、なんて振り返る佐伯君の手を取ってぎゅう、と抱き締める。あは、急にどうしたの。爽やかな笑顔で俺に問い掛ける佐伯君に、俺がプレゼントだよ、そう言って、ちゅう、と口付けた。素敵なプレゼントだ、と佐伯君は僅かに頬を赤くして小さく笑ってくれた。