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白石蔵ノ介


「九月も終わりやなあ」
「せやな、」
「なんやあっちゅう間やん、いつ九月居ったん」
「そら今やろ今」
「はあ、」
「なんやねんそない九月終わるん嫌なん」
「やって」
「ん、」
「受験やん俺ら」
「せやなあ」
「白石と離れるん嫌なんやけど」
「は?」
「は、やなくて。白石と離れたないわ、白石はちゃうんか」
「あー」
「あかんなんや寂しなってきた、よっしゃ」
「な、」
「ん、やっぱこないな時は白石を抱き締めるんに限るわ」
「ちょ、意味分からへん、て」
「好きやで白石ー」
「ちょ、なあ」