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奥村燐


ふと背中に感じた重みに首だけで振り返れば目の前には燐君のドアップ。俺も相当驚いたけど燐君も燐君で驚いたらしく、ぴく、と肩を震わせたのが見てとれた。どうしたの、と聞けば、つまんねえ、との答え。俺にも構えよ、と唇を尖らせて言われた言葉に頬が緩むのが分かった。