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志摩廉造


ぴたり、と背中に貼り付いたままの志摩くんとそれに構わず読書を続ける俺。構ってほしいんですわ、と小さく呟かれた言葉に振り返れば志摩くんが眉尻下げて苦笑いしていた。寒いと人肌が恋しなるやろ、ぎゅうと抱き着かれた身体は確かに徐々に温かくなっていくのが分かった。