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奥村燐


学校どうよ、と。久々に顔を見せた少年に聞けばきょとんと瞬きをした後に、おう楽しいぜー勉強は辛えけど、とにかっと笑顔付きでブイサインを寄越された。品物を入れたレジ袋を渡すと共に頑張れよ、との一言を返せば。あんたもバイト頑張ってな、とこれまたとびきりの笑顔で激励された。あの少年と一緒に学校生活をおくることに少し、憧れた、そんなある秋の夕方。