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土岐逢生


酒飲んでる、と。俺の呟きに土岐は緩く笑ってお猪口を勧めてきた。いやまだ未成年だから、と返せば。ああ、せやったなああんたは、なんてくつくつ笑いやがった。そういやこいつは一つ年上だったと気付いて一人納得の頷き。あと一年経ったら一緒に飲もうぜ、と。空のお猪口を持ち上げて言えば土岐は緩く笑って見せた。