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井吹龍之介


毎回毎回怪我して帰ってくる龍之介に溜め息を一つ。青痣になった頬に手を這わせばぴくりと揺れる肩。稽古を止めろなんざ言えねえけども。せめて手当てだけはさせてくれ、そして欲を言って良いのならばお前を癒させてくれ。そんな気持ちを込めてその身体を抱き締めた。