×
「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -




志摩柔造


柔造、癒してよ、と。呟いたのを最後に黙り込む。ちょっと今回ばかしは精神的に疲れた、ああ情けないなと思いつつも俺は彼に縋ってしまうから。いっそのことこっぴどく振り払ってくれれば、なんて考えること自体も彼をあてにしているということで。なのに、頑張り過ぎなんですえ、あんさんは、なんて。そんな優しい瞳で慰めないでよ。