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雲雀恭弥


それ貸して、トンファーを手に取る直前もう片方で殴られた。

「すげえ音した、雲雀の馬鹿」
痛さに滲む視界で睨み付ければ何故か手を伸ばされる。緩く頭を撫でられ、無言の数分間に耐えきれなくなれば。

「貴方には必要ないでしょ」
ふい、とそっぽ向かれての言葉が返された。