日吉若
※女主
鳳君とクラスの出し物について話していたら途端に引かれた右腕に体勢が崩れる。危ない、って耳を掠めた鳳君の声に大丈夫、と返して腕を引いた張本人へと視線を向ける。若、と声をかければ見るからに不機嫌ですって顔をしていて。ヤキモチ、と鳳君には聞こえないように耳元で仕返しとばかりに囁けば。うるさい、だなんて眉間の皺を深くして舌打ちを返された。でもね若、耳元赤いのは隠せてないよー。
※女主
鳳君とクラスの出し物について話していたら途端に引かれた右腕に体勢が崩れる。危ない、って耳を掠めた鳳君の声に大丈夫、と返して腕を引いた張本人へと視線を向ける。若、と声をかければ見るからに不機嫌ですって顔をしていて。ヤキモチ、と鳳君には聞こえないように耳元で仕返しとばかりに囁けば。うるさい、だなんて眉間の皺を深くして舌打ちを返された。でもね若、耳元赤いのは隠せてないよー。