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黒崎蘭丸


眠い、と口に出すまでもなくベッドに潜り込む後を追いかけて手を伸ばせば避けられることはなかった。おまえもねるのか、と少し拙い言葉遣いで言われてしまえば無言で頷くのが最短ルート。じゃあねろ、と背中を向けられて。おやすみ、と電気を消せば寄越される挨拶。また明日な、の言葉にはひらがな一文字の短い返事が返された。