不動翔麻

異なる音楽の共存は誰しもが望むことであって誰しもが望まないことでもある。この学院の大半が後者に値する現状でお前はもがく事を止めないで進んでいた。その行動が今後どういった結論を生むのかは分からないけれど、その結末を見届けたいと思う俺はせめて音楽を奏でられない代わりにお前の一番の理解者でありたいと思う。そう願うのは俺のエゴでしかないのだけれど。