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火原和樹


終わったなあ、と。なんとなしに呟けば、隣からは、始まるんだよこれから、との返し。まあ確かにそれは言えてるな、と一人納得し頷けば。俺達もあんな風にきらきらしてたのかな、との呟き。少なくともお前は輝いてたよ、いっつも。だからそんな顔すんな、ぐしゃりと撫でた髪はあの時と変わらなかった。