斎藤一
「なあキスして良い?」逃げられないよう腕に閉じ込めて囁けば小さく頷きが返される。制服のネクタイを緩め首元を寛げて唇を寄せる。ちゅう、と吸い付いた後に出来た痕を鏡越しに伝えれば。きゅ、とワイシャツの裾を握られて。ああ幸せだ、と。そう感じずにはいられなかった。
「なあキスして良い?」逃げられないよう腕に閉じ込めて囁けば小さく頷きが返される。制服のネクタイを緩め首元を寛げて唇を寄せる。ちゅう、と吸い付いた後に出来た痕を鏡越しに伝えれば。きゅ、とワイシャツの裾を握られて。ああ幸せだ、と。そう感じずにはいられなかった。