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井吹龍之介


眠い、と呟く龍に苦笑を一つ。無理に付き合わなくても大丈夫だと伝えたところで変に頑固な龍は頷かないだろう。一先ず目の前の作業を終わらせることを目標にパソコンへと向き直る。ごめんな、と小さく謝れば。俺が勝手にしていることだからあんたは気にしなくて良い、と。欠伸混じりの声音で返された。