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「#幼馴染」のBL小説を読む
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斎藤一


体調が優れないのならば早く床に付け、擦れ違い様に言われたその言葉に足を止めるものの当の本人はすたすたと歩いて行ってこちらを振り返る気配すらない。少しは心配してくれたのか、なんてそんな女々しい言葉は言わねえけど。気付いてくれたことに礼くらいは言わせろ、背中に向けてこそり呟いた夜。