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六道骸


「……嫌いです」
「俺は骸が好きだけど」
「僕は嫌いです」
「俺は好き」
終わりの見えない応酬にいい加減嫌気がさして目の前の骸を抱き締めた。

「なら嫌いで良いから今はこのままで居てよ」
肩口に顔を埋めて呟いたそれに頷きが返されるから、どうしたって俺は調子に乗るんだよ。