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切原赤也


「せーんぱいっ」
「ん、なんだ切原か」
「なんだは酷いっスよー」
「うそだっつの、ちょっと目覚めたばっかりだから頭ぼやけてるだけだ」
「なら良いっスけど」
「よしよし良い子だな切原は」
「う、なんスかそのガキ扱い」
「事実ガキだしな」
「……先輩のばーか、俺だって今日で14だっつの」
「ばかはお前だろ。ほら、おめでと」
「へ?」
「俺がお前の誕生日忘れるはずねえし」
「……っ、先輩」