東金千秋
振り向いた先に居た金髪に恋をした。耳を通り越す音に脳がぐらついた。伸ばした手の先が奴を掴むことは有り得ない、だって俺には奴が言う華が無いから。所詮ただの一般人には到底叶うはずのない気持ちに蓋をした。(好きだ!)音にならない言葉を贈る俺はなんて惨め。
振り向いた先に居た金髪に恋をした。耳を通り越す音に脳がぐらついた。伸ばした手の先が奴を掴むことは有り得ない、だって俺には奴が言う華が無いから。所詮ただの一般人には到底叶うはずのない気持ちに蓋をした。(好きだ!)音にならない言葉を贈る俺はなんて惨め。