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四ノ宮砂月


久しぶり、と口に出したらいつもと変わらず砂月はぶっきらぼうに俺から視線を逸らす。今夜はそれが少し、遅くて。少し、俺を見てくれたから。七夕の奇跡なんてクサイかもしれないけれど……どうしたって欲張りになっちゃうんだよ。